無線LANブリッジ(アクセスポイント)の設定-無線LAN講座

この章では、バッファロー独自の無線LAN設定システムであるAOSS(AirStarion One-Touch Secure System)は使わず、手動で設定してみます。LANケーブルを使います。
パソコンを確認し、もし「フレッツ接続ツール」やPPPoE設定があったら削除してください。

ルーター機能を使わない(ブリッジ)としての設定

必要な情報を得る

無線LANルーターを、既存のルーターやルーター内蔵モデムがあり、パソコンはケーブル接続されているという条件において、ブリッジ(アクセスポイント)として使う設定法を説明します。
パソコンは未だこれまで使用中のルーターないしモデムに繋げておきます。

無線LANルーターをブリッジとして使う場合、ブリッジのIPアドレスとデフォルトゲートウェイを入力する必要があります。そのためにはTCP/IPの情報が必要です。(一般的にパソコンはDHCPという設定がされているためネットワークのプロパティを見てもわかりません)
ネットワークの情報を知る手順を示します。

スタート→プログラム→アクセサリにあるコマンド プロンプトを選択し、ipconfigと入力します。

ipconfig

IP Addressというのがそのパソコン固有のアドレスとなり、パソコンが複数台ある場合は.(ドット)で区切られた4つ目の数字がそれぞれ異なります。Subnet MaskとDefault Gatewayはネットワーク固有の数字です。
今回、設定状必要な事は、無線LANルーター間をブリッジとして設定するため、ブリッジの固定のIPアドレスとDefault Gateway(デフォルトゲートウェイ)です。
固定のIPアドレスを決める必要があるため、他のパソコンや周辺機器で使われていないアドレスを使います。今回は192.168.1.100としてみます。.(ドット)で区切られた4つ目の数字を変えただけです。一般的にこの数字は1~10までは使わないでください。パソコンなどとバッティングする場合があります。又、一番大きな数字は254と決まっています。(但し、プリンターサーバーやネットワーク直結のプリンター等がある場合はアドレスが重ならないように注意して下さい)
Default GatewayとはルーターのIPアドレスを指します。従いまして、そのままの値を使います。
情報をメモっておいてください。

無線LANルーターの配線

無線LANルーターの組み立て及び配線をします。組み立ては簡単で、アンテナとスタンドを取り付けるのみです。機器の裏にあるルータースイッチはオンの間々としておきます。
如何なるルーターにもWANポートが1つあります。当機は最下部にあり青くなっています。WANポートを間違えると、いきなりトラブルになってしまいますので、間違わないようにマニュアル等を読んで確認してください。
WANポートと、既存のルーター、ルーター内蔵モデムをLANケーブルで接続します。バッファロー付属の短いLANケーブルがありますが、手持ちのLANケーブルでも問題ありません。

無線LANルーターのLANポート(4ポートあることが多いようです)とパソコンをLANケーブルで接続します。(ルーターのポートはLANポートであれば何処でも大丈夫です。)

配線後電源を入れます。配線が今までと変わったことを確認してください。

旧:これまでのルーターないしモデム____パソコン

新:これまでのルーターないしモデム____無線LANルーター_____パソコン

ブラウザーの起動

インターネットエクスプローラー等のブラウザーを起動させます。普段通りスタートページ(ホームページ)が表示されます。
アドレスバーに192.168.11.1(この値はバッファロー製特有の値です。異なるメーカーの場合はそれぞれ指定されている値を入力します)と入力しエンターを押します。次のようにユーザー名とパスワード入力(これらもバッファロー固有です)を促しますので、ユーザー名にrootと入力しOKを押します。(パスワードは何も入力しません)

ユーザー名にroot

次の画面を表示しますので、動作モード切替をクリックします

動作モード切替

次の画面を表示しますので、自分で設定を行う、を選択してある事を確認し、先ほど決めたブリッジのIPアドレス192.168.1.100とデフォルトゲートウェイ192.168.1.1を入力し、進むをクリック。バッファローのデフォルトのIPアドレス192.168.11.100が表示されていますので、修正します。デフォルトゲートウェイに値は入っていません。(この時、時間が少々かかっているとログインの画面を表示しますのでrootと入力すると先の画面に進みます)

IPアドレス

動作モード切替の画面を表示しますので、設定を押します。
再スタートに80秒ほど要しますと表示しますので、ブラウザーを閉じて時間が経過するのを待ちます。

IPアドレスの更新

ルーターが再起動後、ブラウザーを起動してみてください。
ページを表示できません、と表示されるはずです。インターネットに繋がらなくなりました。
何故なら、先ほどまでパソコンは192.168.11というネットワークに存在したのですが、ルーターをブリッジにしたことにより、現在は192.168.1というネットワークに所在が変わりました。
しかし、パソコンは192.168.11ネットワークにいると認識している訳です。そこでネットワークの引っ越し(192.168.11→192.168.1)をする必要が生じた訳です。(この当たりは若干のTCP/IPの知識が無いと理解するのは難しいかもしれません。兄弟サイトでTCP/IPの説明をしていますので関心の有る方はご覧下さい。)
そこでパソコンのIPアドレスを更新する必要があります。以下の手順を行ってください。

マイ ネットワークのプロパティを開き、ローカル エリア接続を右クリックし「無効」にします。

ローカル エリア接続を右クリックし無効

無効になった事を確認した後、ローカル エリア接続を右クリックし「有効」にします。これでIPアドレスの更新が完了しました。再度ブラウザーを起動してみてください。正常に表示されるはずです。
表示しない場合はパソコンを再起動してください。

ローカル エリア接続を右クリックし有効

これでブリッジの設定は完了です。次章のWEPの設定にお進み下さい。